読書記録「記憶脳」

こんばんは!

研究室での生活が始まり覚えることが一気に増えてきました。

一度習った事をすぐ物にできる同期の存在もあって、少しずつ自己肯定感が下がっているのを感じます。私もあの子みたいに効率よく生きてみたい…!

今回読んだ「記憶脳」では、物や人の名前など単独の情報を意味記憶、時や場所など関連する複数の情報からなるものをエピソード記憶と定義しています。

意味記憶エピソード記憶へ転換する事で記憶が定着しやすくなるようです(確かに)

この時に運動野を刺激するアウトプットが有効で、いくつか方法が紹介されているのですが、自分が一番いいと思ったのは殴り書き記憶法です。

映画を見終わった後や本を読み終わった後、【すぐに】自分が感じたことを思い出しながらノートに書き殴ります。すると自発的に思い出す作業をするので記憶力のトレーニングになり、また後日そのノートを見返すと映画の内容を簡単に思い出せること、関連性に気付けることにより、自分の知的財産を得られる等のメリットがあります。

やっぱり内容を覚えてないと自分の経験に活かせないですし、雑談にも使えないですしね。人と話す事で自分だけの感性に気付く事ができると思います。話す内容に困ってるせいで現状内向的な自分にとって、積極的に外部からの情報を取り入れて引き出せるようにする事が急務だと感じました。

もちろん娯楽以外の仕事でもつかえる記憶術なので、お気に入りのノートを持ち歩いて殴り書きライフを送ろうと思います!無印から文庫本サイズのノートが発売されたらしく、可愛いブックカバーつけてテンション上げる予定です!

また感情操作記憶術では、自分で制限時間を設ける事で適度な緊張感を生み記憶力の向上に寄与する事が述べられていました。自分を甘やかしがちなので...反省。

他にも脱スマホ(休憩時間になったらスマホを触ろうという潜在的意識も脳目盛りを圧迫する)や睡眠時間(記憶には毎日6時間以上の睡眠が必要、15時までの20分程度の仮眠は生産性を向上させる)などの、だらけた生活を送りがちな自分に刺さる内容が多く、小さな意識の積み重ねだと感じます。

朝イチでTODOリストを作成する事で、夜にした場合の不安感の軽減効果や、目標を設定する事による先述のような適度な緊張感、モチベーションの向上効果などが得られるとも述べられていたので、毎日同じ時間に起きてTODOリストの作成をルーティンにしたいと思いました。

一日で劇的な変化は望めなくても日々の小さな意識掛けから、最終的な記憶力の向上、またそれに伴って人間性の発達や新たな自分の魅力を発見できる事ができるのではないでしょうか。少なくともこれらのメリットは自分にとって大きなモチベーションとなるので、まずは睡眠時間の確保と朝の時間の活用を目標にします!